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2005年12月14日 (水)

気になる記事

こんな記事を見つけました。

先生の「心の病」、過去最多3559人(読売新聞)

 昨年度に精神性疾患で休職扱いとなった公立小中高校などの教員は前年度より365人増え、過去最多の3559人に上ったことが14日、文部科学省の調査で分かった。

 調査によると、全国の教員92万1600人のうち、病気休職者は過去最多の6308人(前年比291人増)。このうち56・4%がうつ病などの精神性疾患で、教員全体に占める割合は、10年前の約3倍にあたる0・39%に達した。

 原因について文科省が各都道府県教委などに問い合わせたところ、「分からない」という回答が多かったが、ベテラン教員が学級崩壊など最近の子どもの変化に対応できなかったり、若手が職場のコミュニケーションに苦労したりするケースが報告された。このほか「多忙化」を挙げたところもあった。

私の両親、両方とも小学校の教師で、校長まで勤め上げました。

本当にね、先生って忙しいんです。身近で見てきましたから良く分かります。最近は

学級崩壊などの諸問題、先生も学級運営には頭を悩ませることだと思います。

いじめも相変わらずなくならないし。親御さんも何でもかんでも学校のせいにする

方も多いし、保護者とのコミュニケーションも大変だと思います。心が壊れても

不思議じゃありません。普通の先生でも苦労は多いのに、教頭、校長などの

管理職になるとまた違ったストレスがあります。私の母は、そのストレスについに

耐えられなくなり、定年を5年残して退職し、教頭時代に組んでいた今の父と

再婚しました。退職して間もなく、乳がんが見つかりました。もし辞めていなかった

ら手遅れだったかもしれません。忙しくて病院など行く暇はなかったでしょう。

早期発見ではなかったけれど、比較的小さいガンで、乳房温存もできました。

今はしあわせにゆるゆる暮らしています。心配事といえば娘のことくらいかな?

話を戻しますが・・・教師の病気休職者のうち、半数以上が精神疾患って、なんか

納得できてしまう。教育の現場って本当にそれくらい大変。真面目な先生ほど

神経をすり減らす日々。養生されて、良くなられますように。もう一度教壇に立つ

って気持ちにはなれないかもしれないけど・・・

私の母は、本当に長い間、ストレスと闘ってきた。でもすごく生き甲斐も感じていて

子供が大好きだったからやってこられたんだと思う。今でも、私より年上の昔の

教え子さんがたくさん訪ねてくる。そんな時、教師やっていて良かったと思うのだ

ろう。私は不肖の娘だけれど、教え子さんたちが私の分を補ってくれている。

皆さんに心から感謝。母は、これからもどっぷり幸せに浸かっていればいい。

それだけ頑張ってきたのだから。乳がんの再発だけが心配だけれど、きっと

大丈夫、そんな気がする。台所に立ち、庭をいじり、家庭菜園をやり、平凡で

あたたかい幸せ。母が一番欲しかった幸せがやっと手に入った。

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コメント

学校の先生はいろいろと板挟みだと思うのです。
ゆとり教育で、生徒に時間を与えてあげたい vs 学力向上でいろいろ詰め込まなきゃいけない
多様化の時代で生徒のそれぞれの長所を伸ばしてあげたい vs 学習指導要領で画一的に育てる = そんな個々人の長所を発見して個別に指導している時間なんかありゃしない
自分の教え方が正しいのか自分の指導力向上の勉強のための時間が欲しい vs 部活動の指導で5時まで時間取られちゃう
自分の指導に自信を持っている vs 父母からクレームが
家庭でこれくらいの躾をしてきてよ vs 学校で集団・社会としての教育をしてよという父母

あぁぁ。
本当に保健室でメンタルヘルスをサポートしてもらいたいのは、先生自身ではないのかな。
今、先生くらい、大変な仕事ってないんじゃないかな。
学校心理士ってありますが、それは生徒向けのカウンセリングですから、それ以外に産業カウンセラーを置く学校も出てきそうですね。私学ではそういうとこあるのかも知れない。

投稿: くりにゃー | 2005年12月15日 (木) 00時13分

ムツカシイですね。。
昔なら、校内暴力とかありましたが、今もいろんな問題ありますものね。
先生も大変だと思います。ほんと、好きでなきゃやってけないというか、
想像を絶するものがあるんだろうなと思います。
お母さん、お大事にですm(_ _)m

投稿: 由宇@ | 2005年12月15日 (木) 12時47分

私は学生時代、教員を志していました。
あまりの大変さに途中で挫折しましたけれど

私が子供のころと違って今の世の中、大変難しいと思います。
教育は特に。
人を育てるわけですから。

おかあさま、幸せそうで何よりです。

投稿: おとめちゃん | 2005年12月15日 (木) 14時50分

本当にお疲れ様ですね。学校の先生は本当にたいへんだったと思います。PTAとの板ばさみもあるしいろんな子供がいてそれぞれ個性を尊重して見てあげなくちゃならないし。私の母も私が幼稚園の頃からずっと働いてきました。もう定年なのですが惜しまれながら辞めて今は老人大学やらいろんなサークルに入って楽しんでいます。私の弟が登校拒否でたいへんな時も病気をしても仕事していました。尊敬しています。今から二度目の青春を送って欲しいです。そのためにも母にあまり心配かけないように病気をゆっくりでも治していきたいと思っています。

投稿: naoko | 2005年12月15日 (木) 21時14分

楽天さんは何とか入院せずに済みました。自宅療養なのですが状態は良くないです。薬戻したみたいです。ご報告だけ。

投稿: naoko | 2005年12月15日 (木) 21時17分

みやびさーん、生き返ってきました楽天的躁鬱人生です。また私のブログぜひぜひよろしくお願いします。

えっと、楽天、教員です。で実地では真面目にすればするほど、上司、親その他もろもろから文句言われまくりです。

例えば、「PTAが躾がどーの」といってくる親は、文科省の「中央教育審議会 初等中等教育分科会 教育課程部会33回報告」を読んでから抗議に来たのでしょうか。普通の人は読んでいるのか不思議(私は読んでますよー(笑))。

逆に、役に立たない(国民が読んでない)審議会で「ゆとり教育」が決まったのも不思議。というか審議会って本当にやってるの?

今の教員がつらいのは、文科省の方針がはっきりしないのが、最大の原因です。上からくる書類がさっぱりわからない。まず教員が講義を取れば誰でもなれる??大学卒業すぐ実地??結局なにが言いたいのかわからない文科省の指導方針。

親が時代によって変わるってそうないので、私の意見として文科省のせいにしておこう。

あら、イライラが出るとまずいのでこのへんで(笑)

PS 教員に限ってのメンヘル相談あります。

投稿: 楽天 | 2005年12月16日 (金) 00時49分

くりにゃーさん

全くおっしゃる通りです。先生はそういったコンフリクトと闘っています。学校に産業カウンセラー、いいアイディアですね。私立ではあるんでしょうかね。

由宇さん

今の子供は難しそうで・・・親の世代も私の世代ですしね。大変だろうと思います。頑張る先生ほど追い詰められてしまうんでしょうね。母はガンが再発しない限り大丈夫です。定期的に検査もしているようですし。ありがとうございます。

おとめちゃん

おとめちゃんは教員志望だったのですね。私は母を見てきましたから教師にだけはなりたくないと思っていました。人様の子供を預かるっていうだけでも責任重大。母はとても良い教師で、教育委員会に入る話もありましたが、全部蹴って、今の生活を選びました。本当に良かったと思っています。

naokoさん

素晴らしいお母様ですね。そうですね、第二の人生、楽しんでいただきたいですね。母は、教育現場を離れてすごく変わりました。やわらかくなったというか、丸くなったというか。ストレスないですからね。唯一、私のことを除けば。楽天さん情報ありがとうございます・・・と思ったら!

楽天さーん!

おかえりなさーい!よくぞご無事で。あまり無理しないで・・・そうです、全部文科省が悪いのです。そういうことにしましょう。イライラの素はさっさと排除して(笑)楽天さんも教員さんだったのですか。それは大変ですね。そうなんです。真面目にやればやるほど大変になっちゃうんです。サボろうと思えばサボれちゃう。そのツケは真面目な人に回ってきます。理不尽ですね。

投稿: みやび | 2005年12月16日 (金) 21時11分

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